黒河越え 

高島市マキノ町在原     2006.5.8     T&A   曇り

在原8:30~在原14:45(時計を忘れ)

福井県滋賀県の県境尾根歩きシリーズ続編       

冬の在原風景(水彩)

マキノ町在原の駐車場から県境尾根にある電波塔に通じている車輌通行止めの広い舗装された
林道(4.86㌔)を歩きました。
カタクリの花やスミレがよく咲き、芽吹き始めた木々には野鳥の姿も見え5月初旬の山の装いになり
眼下には水を張った田んぼや遠く琵琶湖が見えてきました。
標高800mの電波塔から左方向に行くつもりですが道が判らないので乗鞍岳方面にすこし行きました。
が、元の林道に戻りもう一度ゆっくり捜すと緑のひもが見つかり道らしい踏み跡が。。。
後は迷う事無く県境尾根を歩きます、道はかすかな踏み跡しかありませんが黄色のテープもあって
なんとなく判ります。
  
斜面は今が見頃のイワウチワ(トクワカソウ)、カタクリ、ミヤマカタバミと目を楽しませてくれます。
最初の鉄塔に出て広く伐採された所から尾根を行きますがなんか変。。。
道ではなさそうですが尾根を外さないでを頭に入れながら歩いていると、前方から金属音が聞こえて
きました。
ガスってていてよく見えませんがその方向に行くと電波塔で作業されている人が見えました。
後は草刈されているはっきりした道を迷う事なく歩けます。
最後の鉄塔横の窪地で風を避けながら雑炊のランチタイムです。
今日はガスっていて景色は見えないので残念ですが電波塔の巡指路を歩くので道は判りやすいです。
  
ブナの原生林は薄暗いうっそうとした道の中に残雪もあって先程とは趣きの違う景色です。
峠に出て後は新緑の明るい黒河林道(4キロ)を下りました。
途中土砂崩れの崩壊した所を通り車道に出て在原の(3キロ)集落まで登り直しの林道歩きです。

今日はピークのない尾根歩き以外は林道歩きばかりで距離数もあって変に疲れがでました。
麓の最近出来た白谷温泉に入りさっぱりして帰路に。

出会った人  4名(作業されている人)
出会った花  カタクリ ミヤマカタバミ シハイスミレ オオタチツボスミレ ツボスミレ タチツボスミレ 
         ニオイタチツボスミレ スミレサイシン オオバキスミレ ショウジョウバカマ ヤマツツジ
         キンキマメサクラ タムシバ ヤマエンゴサク ユキツバキ イカリソウ ニシキマンサク
         サイゴミツバツツジ ノミノフスマ ヤマルリソウ キケマン エンレイソウ イワカガミ
出会った鳥  キビタキ ミソサザイ ウグイス キジバト ホオジロ シジュウガラ ジュイチ コルリ(♀)
         アオゲラ トビ ホトトギス オオルリ

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