滋賀県高島市 マキノ ２００６．３．７ 晴れ T&A
マキノ石庭西山林道入口８：００～峠９：０５～寒風山１２：００
発１２：５０～峠１４：５０～林道入口駐車１５：３５
昨年ワカンが故障の為敗退したマキノ町の寒風山に再度チャレンジです。
今回は強力な助っ人スノーシューを携えていざ出発です。
いきなり林道入口から１ｍ近い積雪で早速装着、思っていたより早くできました。
身体が沈む事なく快適スノーハイクで、春の陽射しが今日の雪山を暗示しているかのようです。
峠から少し地面が見えていましたがすぐに雪道になり高度が出てきても足元は快調に進み、
昨日の大雨のせいか尾根の踏跡は消え、スキー場からの踏み跡が少しあるだけです。
急斜面に差しかかるあたりからは４年ほど前からミズナラや赤松が虫にやられ、枯れ木の残骸
があちこちにあり小枝が落ちて歩きにくくなっています。
高度を上げブナの純林に入ると心休まる雪景色になり、右にたえずスキー場を見ながらの登りに
なりますが踏み跡は一定せず登りやすそうな所を選びながら進みます。
それにしても比良山系の雪質とは違い重い！！湿雪と慣れないスノーシューとで少々疲れが出て
きました。
雪原（笹原）の最後の急登を踏ん張って登っただけあって今日の天気は青空がいっぱい
雪もいっぱい！！ ご褒美をもらったような気分。
寒風から縦走路を外れ赤坂山よりに少し行くと雑木林の中が寒風山山頂です。
何の目印もないピークは地図によっては載っていたり、なかったりで地味ですが、ここからは
敦賀市の野坂岳や美浜町の山並、マキノ町の山並の向こうにぼやけて白山が望めました。
振り返ると大御影山を始めとする滋賀県と福井県の県境尾根が一望です。
風もなく背中に春の陽射しを浴びポカポカとしてランチタイムものんびりムードで過ごせました。
下りは最初ツボ足でしたがあまりにも足が沈むのでスノーシューを再び装着。
雪に埋まった枝や落ちた小枝があり足元の確認を怠るととんでもない事がおこりそうで・・・・・・・
注意を払いながら１歩１歩慎重に下りました。
今日の素晴らしい雪景色に出会えて、ますます山にのめり込みそうな予感のT&Aです。
出会った人 ２人
出会った鳥 シジュウガラ ヤマガラ
（後記）
スノーシューを大阪で購入しようと（いつもは京都）知人に相談して、JR大阪駅に降り立ちましたが、
構内から中々出られず何とか外に出たもののあまりにも多くのビル群と人の流れ。
歩道橋に立ったものの山とは大違いで呆然として雨の中立ち尽くす２人（笑い）。
目当ての第３ビルは何処に～～
通りかがった女の方が同じ所に行くのでとおっしゃったので付いて行く事にして、何とかなりました。
重い袋を提げて歩くのも嫌なのでビルの地下の食堂に入り,こみ合った店内はサラリーマンばかり。
大阪のあまりの変貌振りに疲れ帰りの電車の中は居眠りです。
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