奥島山ハイク 

津田山[425m] 長命寺山[333m]
滋賀県近江八幡市  2006.02.28   快晴のち時雨   T&A

近江八幡中之庄バス停9:10~津田山10:20~長命寺山11:00~長命寺11:00~バス停12:30

目が覚めると快晴。又又天気予報のお兄さんやお姉さん外したな~~
急遽山行を決めたものの雪の比良山系は時間が遅いので思案の結果、比良浜から対岸に見える
近江八幡市の山に決定。
野洲市の三上山は何処から見ても富士山に見えますが奥島山は野洲市の湖周道路から山の字に見える山です。
メル友のyonechan氏のご教示によると今は陸続きですが干拓される前は島であったようで,地名の件はこれで納得。

(yonechan提供 繖山から安土山の先に西湖が見え、更に向こうに奥島山)

パソコンから2万5千分の1の地図をコピーして出発です。
長命寺表参道コースを避け中之庄から登る事にしてここに駐車です。
近くにおられた年配の男の方に道を聞くと知らないと言われ、次に子供を幼稚園バスまで送りにこられた
若いお母さんに聞くと小さい時登ったが今は判らないとの返事。
地図にはお寺の右側から道が付いているが竹林の出だしからあきらかに廃道状態。
「まあ何とかなるでしょう」何て言いながら石の階段を登って行くと水の取水口からは完全に藪漕ぎになり
うるさい位の倒木や小枝で階段が終わり立派な石垣のある昔寺があったような感じの所に出ました。
そこから地図を再度確認しますが判り辛く、足もとは猪が荒らしたらしく掘り返されてグサグサで、
左寄りの谷筋を行く予定が右よりの獣道を歩きました。
『けものみち 一度入ると抜けられない』なんてテレビドラマがあって少し考えてしまいましたが、
大岩が出だし稜線近しを確認すると私たちは獣道から明るい稜線尾根に出ました。
そこは立派な登山道があって先程の山道は何やったんや!!
と安心して登ると御神体の大岩に出ました。
 
新しいしめ縄がしてあり少し行くともう一つの御神体の大岩があり、その先に三等三角点の[津田山 425m]の
標識がありました。

先を進むと近江八幡国民休暇村につなっがていますが、私達は少し戻り見晴らしのよい岩で小休止。
当初のテーマは雪の比良山系をのんびりとスケッチして眺めようでしたが、
天候が変わり冷たい風が吹き出し眼下の琵琶湖も雪山もぼんやり見えるだけなので早々に出発です。
鞍部から長命寺山方向に進み薄暗い植林のなだらかな道から、(頂上500m)の標示どうり山頂に着きました。
しかし頂上は薄暗く展望も無いので直ぐに元の登山道に戻り、まもなく長命寺の自動車道に出ましたが、
ここで近江湖南アルプスの奥島山ハイキングの標識がありました。湖南アルプス??? 
長命寺は西国三十三ヶ所の31番の札所で300円を払い朱印を受けました。
  
急斜面に建てられた建造物は歴史を感じさせ、境内にも大岩が至る所にありこの山系は岩の多い所です。
古い石の階段(808段)をゆっくり下り分かれから左の道を取り、集落を抜けて寒風に震えながら元の
バス停まで歩きました。
長命寺から国民休暇村のハイキングコースは麓をバスが走ってるので半日コースとして楽しめそう。
ゆっくりする所もないので堀切漁港近くのベンチで遅めのランチタイムです。
帰りに立ち寄った近江八幡市では古き良き時代へと思いをはせながら八幡堀界隈を散策し一日楽しみました。

出会った人  0人(長命寺の中で少し人に会いました)
出会った鳥  ホウジロ
出会った実  アオキの実 ミヤマシキミの実 ソヨゴの実

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