銀杏峰(1.441m) 
福井県大野市        2005.6.7      T&A

小葉谷堰堤横8:30~極楽平入り口10:30~山頂10:50
11:15発~名松新道登山口13:00~舗装道路~堰堤登山口13:20

変った山名が以前から気にかかっていた大野市の銀杏峰(ゲナンポウ)に行って来ました。
昔、銀が採掘されたらしく鉱山跡(850m)もあって歴史を感じさせられる山です。
宝慶寺を右に見て『憩いの森』方向にを行き、ここを抜け舗装林道を堰堤のある所に来ると
新しい大きな立看板に登山口の表示がありました。

『憩いの森』の看板と違う登山口なので戸惑いましたが、この先の林道には通行禁止がしてあるので
橋を渡った所に1台止まれるスペースがありここに駐車です。
最近整備されたらしい様子で小さな谷を渡り赤い布を目印に急坂を登りきった所に、
以前からの登山口の駐車場(クローズ)と鳥居もありました。
昔の道を整備されて今はこのルートが正規のようです。
さあ!! ここから小葉谷コースの始まりです。
聞きしに勝る急登の連続で久しぶりに大粒の汗が滴り落ち、首に掛けているタオルが大活躍です。
途中の六根清浄の木片に励まされ一歩一歩確実に高度を稼いで行きます。
休憩のとき羊羹と金柑の蜂蜜漬け(自家製)と比良の名水で「活力の元」を入れました。
頭上ではホトトギスが励ましているのかハタマタ警戒しているのか、うるさいくらい鳴いていました。



『極楽平』の真新しい標識に出会った時は あ~~~極楽 極楽と大きな声が思わず出ました。
ホント ここは極楽平で、雪融けの後に咲く サンカヨウ カタクリの群落は見事です。
おまけにザゼンソウとキクザキイチゲも彩りを添えまさに極楽浄土の世界です
お花畑はあのきつい登りを忘れさせてくれ、思ってもいなかった光景に幸せ気分になりました。
山頂への登山道はロープも張ってあって植物の保護がされています。
  
部子山や荒島岳は見えましたが白山をはじめとする奥越の山並み展望ほしいままらしいですが、
今日は霞がかかりボーとしてはっきりとは見えませんでした。ザンネン。
おにぎりのランチタイムは丁度気候もよく半袖でいいのですが、虫が目や耳の周りで飛び回り鬱陶しいです。
下山は名松新道コースを行くことにしました。

こちらのほうは急勾配ながら足元の腐葉土たっぷりの道は安心です。
最近整備されたらしく枝が払われ木々が切られ、歩きやすくなっていました。感謝 感謝!!
蛙の声が?? 登山道横の小さな沼地に10匹はいたヒキガエルが産卵に来ていたのです。
テレビでは見たことがありますが。。。。 こんな泥の中で大きな蛙がいっぱいなんて気持ちワルー。
何匹かは斜面を登っていきました。
ブナ坂を過ぎ前山1150mからは展望がいいらしいですが相変わらずいまいちです。
名松コースと言うだけあって迫力の赤松の木がありました。
名松登山口に出て少し下がると舗装道路と表示がある左方向に行き車道から堰堤の車の所に到着です。
山スキーには人気のある所らしいですがゲレンデスキーの私は考えただけでも恐く難しそう。
極楽平のお花畑は花が多くサンカヨウの清楚な白は感激しました。

出会った人   3人
出会った鳥   ジュイチ ウグイス シジュウガラ マミジロ ホトトギス
出会った花   タチツボスミレ オオタチツボスミレ ニオイスミレ カタクリ サンカヨウ オオバキスミレ
          ショウジョウバカマ キクザキイチゲ ザゼンソウ ユキザサ チゴユリ エンレイソウ
          タムシバ ラショウモンカズラ ミヤマシキミ ミヤマカタバミ シライトソウ ギンラン
          カメノキ アズキナシ ガマズミ サラサドウダン

inserted by FC2 system