新雪の釈迦岳(比良山系・1060.6m) 
滋賀県志賀町      2005.12.7    T&A

旧リフト駅横登山口8:10~旧シャカ駅9:30~カラ岳方面トラバース道~釈迦岳頂上12:00
発12:30~旧シャカ駅13:15~登山口14:25

昨日の比良山系の麓は暴風雨でおまけに5日から6日にかけて雷が鳴りっぱなしで大荒れの天気でした。
今日も天気予報では北部は雨模様らしいのでのんびりしていたら、何と青空に白い雪を被った比良山系が
朝日に輝いているではありませんか。
それ!!! と急いで山支度にかかりイン谷口の旧リフト駅横に駐車しました。
登山道からはちらほら雪も見え出し久しぶりの雪山で心もウキウキ、ワクワクです。

今日はスパイク付きの長靴を試してみようと登りました。
旧シャカ駅辺りで10cm位の積雪になりここで雨具上下を装着し、
私は長靴の中に懐炉を入れTは唐辛子を入れ試して診る事にしました。
山頂を直登せずカラ岳方面のトラバース道を行くことにしますが、ここからは誰も踏んでない新雪ラッセルの始まりです。
何となく夏道はわかり斜面の所では膝や腕をフルに使い、ゆっくり進み雪との戦いが始まりました。
途中で人間の足跡でない雪跡がありどうやら熊のようです。
方向は同じで夜中か朝方に歩いてるのでははないかと思われる程はっきりとしていました。
この辺り70cm位の積雪になってきました。

熊もこの道を利用

カラ岳との分岐を釈迦岳方向に。
ここで熊らしき足跡は高島市方面に下っています。
尾根からは紅葉している麓の高島市が良く見えました。
尾根の積雪は場所によっては1mはあろうかと思われる位の深さで身体が一歩踏む毎に沈みそうです。

頂上手前

木々に雪がまとわりつき青空の下太陽に照らされて辺りは溜め息が出るくらい美しい風景です。
雲の流れは速く上空は風が強そうですが尾根は時折吹くぐらいで寒くはありません。
誰もいない頂上はキラキラしていてスポットをあびているように光輝いて2本のブナの木に挨拶です。
ここまでは思ったより時間が掛かりました。

雑炊のランチタイムで身体も暖まりお腹も満たされ幸せ。
下りはシャクナゲ新道を旧シャカ駅方向に。来年のシャクナゲの花芽は少ないようです。
花魁道中 はたまた大名行列のようにゆっくりと雪の中から足を出し
雪まみれになりながら余裕の楽チン楽チンの歩きです。
旧駅の横ベンチで紅茶やチョコレート等食べ琵琶湖を眺めながら大休止です。
長靴走行は足の先が冷たくチョット残念!!

見慣れた景色でも春夏秋冬表情を替え飽きない魅力ある比良山系は素晴らしい所です。

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